2017年 10月18日
平成29年度 第14回 環境フェスタ用ポット苗作り
肌寒さを感じる中、どんよりとした曇からいつ雨が降りだすかと気にしながら、10月22日(日)に開催される『環境フェスタin太宰府「まほろばの森2017」』用のポット苗づくり作業をしました。保存協会では例年環境フェスタに出店し、『ミニ太宰府検定』を実施しています。ミニ検定に挑戦した方々に、無償で木や草花の苗を提供しているのですが、その数は100~120鉢ぐらい必要です。今回は草花はなく、アジサイはじめ戒壇院前のシモツケ、学校院跡の今は無き ”カイノキ(楷の木)”の実から育てたな苗など庭木や鉢で楽しめる木々を揃えました。作業は斉城先生の指導で、先生手作りの土(腐葉土や水苔など4種類を混ぜた軽く水を含みやすいもの)をしっかり押さえて苗を固定しました。持ち帰りのことを考えアジサイも小さめにしてポット苗としました。本日の参加者17名の連携作業で無事、目標の120鉢を上回る125鉢のポットを雨が降り出す前に作り終えることが出来ました。
環境フェスタは22日10時から太宰府市役所で開催されます。選挙や他の行事等でお忙しいかと思いますが、ぜひお越しいただき、万葉植栽ボランティア『ゆづるはの会』の皆さんが大事に育てた苗をお持ち帰りいただきたいと思います。おいしい食べ物など、他にもいろいろと出店が予定されていますよ。
※駐車場はありませんので、公共交通機関でお越しください。
2017年 10月04日
平成29年度 第13回 育苗園・野草園の手入れ
爽やかな秋風が吹き、オミナエシやハギの花が咲いて秋を実感。
まずは 秋ソバの花を観賞して、育苗畑に移動して今日の作業に移りました。
男性は畑の石垣とその下の溝の草取を行いました。御影石の白っぽい石垣が全部きれいに見えるようになり明るくなった感じです。
毎年2回以上手を入れています。それでも石垣の中に根を張った蔦類やシダはなかなか退治できないのですが、笹だけはバーナーで焼いた効果があったようでほとんど見られなくなりました。
女性陣は万葉歌に詠まれた草花を植えている野草園の草取を徹底してやってもらいました。野草園には円形花壇がいくつかあり、中には雑草だけのものも・・・。根元の土がくぼんでいたのですが、どなたかに持っていかれたのでしょうか。苦労して育てていた花でしたのでとても残念です。
いつものように姫野さんが草刈りをしてくれていたので、その刈草の取り除きも行いましたが、量が多く午前中では終わり切れなかったので、引き続き午後からも職員3人で片づけました。また、猪防止の柵が傾いているところがあったので、木杭を打って補修もしました。
今日は久しぶりに斉城先生のミニ講座をしました。畑の雑草の主役?エノコログサ・オヒシバ・メヒシバの3種を教えていただきました。
次の活動日は10月22日(日)に開催される『環境フェスタ“まほろばの森”』の準備で草花や植木の苗をポットに移す作業を予定しています。今年は会場が太宰府市役所ですので是非ご来場いただき、私達万葉植栽ボランティアゆづるはの会で大切に育てた苗をお持ち帰りください!