史跡地情報

史跡地におけるイベント情報や四季折々の風景などをお伝えします。

史跡地の情報

2020年 01月11日
大宰府政庁跡の紅梅開花
 新元号令和の初春を祝うかのように、政庁跡の紅梅の花が例年になく早く花を付け、早くも3分咲きになっています。今日の暖かさですぐに6-7分咲きになりそうな勢いです。周りの白梅も蕾を大きく膨らませています。
 月山の西側裾野であるため、午前中ですと花に光が注ぎ、月山の暗い影をバックに可憐な桃色の紅梅を観賞出来ます。もちろん青空に映える紅梅もなかなかのものです。 また、月山のヤブツバキも花を付けています。メジロを始め野鳥が蜜を求めてやってきます。
 政庁跡の梅の花を見ていると、梅花の宴がすぐそこで開かれたのかのように錯覚します。
2月8日(土)ここで大宰府万葉会による梅花の宴(旅人卿の儀式)が正午から14時まで開かれます。満開の花の下で梅をめでながら、当時の服装で梅花の歌を朗唱し、舞を舞う様子が催されるそうです。是非お越しください。見学は無料だそうです。

詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.city.dazaifu.lg.jp/material/files/group/24/24baikanoentirasi.pdf

   

   


 
2019年 11月19日
大宰府政庁跡の紅葉
 


 

 昨日18日の雨の後は冬型の気圧配置で、冬の到来を感じるようになり、大宰府政庁跡周辺でも秋の紅葉・黄葉が見られるようになりました。
坂本八幡宮への道路・水路沿いのカエデは7、8分の色づきでしょうか。正殿周辺のイチョウの木は黄色くなりましたが、トウカエデの方はまだで、これから色づくでしょう。濠の上のピラカンサの真っ赤な実とシナマンサクの黄葉とが良い感じの対象を見せています。
 令和のゆかりの地太宰府へ足を延ばされ、秋を堪能してください。
2019年 03月27日
ミツガシワの花が咲き始めました
 政庁跡では桜の花が日ごとに花数を増やしています。昨日今日と暖かく、濠の脇にある元気の良い若い木は満開状態です。ただ、全体としては今週末あたりが見頃・満開というところでしょうか。
 サクラにばかり目が行きがちですが、正面南門下の橋の脇の濠の中のミツガシワが白い花を付けています。福岡県ではこのミツガシワは絶滅したとされています。近年太宰府市内で偶然植物愛好家が見つけたものを、当協会の万葉植栽事業の指導者である斉城先生がミツガシワと同定されました。貴重な植物といいうことで政庁跡の濠に株を分けて植えたところ、非常に大きく育ち、例年伸びすぎた茎を整理せねばならないほどに育っています。東北地方や北海道では普通にみられる水生植物ですが、九州では佐賀県の樫原湿原で見られる程度です。花の期間は比較的短いのでサクラだけでなく、この珍しい北国の花もぜひご覧ください。

  

  
 
2019年 01月17日
大宰府政庁跡の紅梅(2019.01.17)
 

白梅もちらほら開花してきました。
2018年 11月06日
大宰府史跡地の秋
 大宰府政庁跡の西側水路沿いのカエデや正殿前のトウカエデが紅葉し始めました。また、観世音寺や水城跡のコスモスの花が満開です。太宰府の秋を訪ねてみてください。お待ちしています。
 また、11月10日、11日は大宰府発掘50年の記念イベントが開催され、大宰府展示館では特別展示を行っています。(但し、展示替えの為、6日~9日は臨時休館)こちらもぜひご参加ください。
                                                                     



  
2018年 06月28日
ソバの花が満開です
 ソバの花が満開です。
蔵司の西側の史跡地に当財団の万葉植栽ボランティア「ゆずるはの会」の皆さんが種を蒔き育てたソバが今盛りと咲き誇っています。

    
   


ぜひ見に来て下さい!!
2018年 03月22日
大宰府政庁跡に花見でご来場される皆様へ
大宰府政庁跡周辺に下記の通り、臨時駐車スペースを用意しています。
ただし台数に限りがあるため、今年も渋滞が予測されます。
公共交通機関でのご来場をおすすめしています。


大宰府政庁跡へのアクセスはこちらからご確認ください。
http://kotodazaifu.sitekitt.com/pavilion

渋滞緩和のご協力、よろしくお願いいたします。




 
2018年 02月20日
政庁跡のシナマンサク満開です
 厳しい寒さが続きましたが、どうやら真冬の寒さはもう終わったようですね。ここ大宰府政庁跡でも春の日差しを浴びながら走りまわって遊ぶ親子連れの姿が見られるようになりました。
 濠のすぐ上のシナマンサクがいつの間にか満開になっていました。青空に向かって細い黄色い花ビラが開いています。また、大宰府展示館横にある紅梅の花も開き始めました。その周辺の紅梅も今にも開きそうな大きく膨らんだ蕾がいくつもあります。梅の見ごろももうすぐのようです。
(H30.02.18撮影)


 

 
2017年 11月28日
政庁跡周辺の紅葉
 朝晩の冷え込みが厳しくなりました。
大宰府政庁跡やその周辺の木々も秋の深まりを見せています。  政庁跡西側の水路沿いのカエデの紅葉が真っ盛りです。
また、坂本八幡宮の右手と向かい側国有地広場のカイノキも全面が赤くなりました。雄雌の対の2本です。左側が雌で赤い実が付きます。
 このカイノキは2015年に台風15号の直撃を受け残念ながら倒木してしまった学校院跡のカイノキと兄弟で、中国の孔子廟のカイノキの種を太宰府天満宮で育苗し移植されたものです。国分寺跡にも五重塔基壇傍と講堂跡基壇の東と西に各1本合計3本が植えられていて、こちらも見事に紅葉しています。
 政庁跡の濠の上のピラカンサの実も真っ赤に色づいています。

 

 
 
2017年 08月20日
戒壇院の夏水仙
 お盆を過ぎ、暑さも少しは和らいだようで、朝晩は幾分過ごしやすくなってきた感じの太宰府です。
戒壇院の参道は「夏水仙」が満開になっています。
秋のヒガンバナ同様、当財団の万葉植栽ボランティア「ゆづるはの会」の会員の皆さまが球根を植えつけ、手入れしたものです。
今、真夏の厳しい日差しを浴びながら、咲き誇っています。
太宰府を散策される折には是非満開の夏水仙をご観賞ください。