2011年 07月17日
7月15日
7月10日(日)、13日(水)、15日(金)の3日間にわたり
九州国立博物館のボランティア部会の方々をだざいふ園前~
延寿王院光明寺~朝日地蔵~観世音寺~戒壇院~大宰府展示
館~大宰府政庁跡(歴史の散歩道)までご案内しました。
実際に現地を歩くことで太宰府に関する知識を深め、博物館での
ボランティア活動に活かす試みだと思いました。
解説員:10日(白石、山崎)13日(井土、藤田)15日(近藤、庄野)
連日30度を超す真夏日でしたが、皆さん大変熱心で、同じ
ボランティアをするものとして楽しく案内することが
できました。(15日を取材)
延寿王院前にて
光明寺にて
解説員:庄野
解説員:近藤
光明寺
この寺は鎌倉時代中期に円爾弁円(えんにべんえん)の門下で
あった鉄牛円心(てつぎゅうえんしん)によって開山されました。
天神様が中国へ渡って禅を学んだという渡宋(とそう)天神ゆかり
の寺院で、苔寺としても知られ、境内には昭和32年に作られた
枯山水の美しい庭園があります。
また前庭に“仏光石庭”といわれる石庭があります。
2011年 07月06日
6月28日のご案内
いつもは依頼を受けて案内する私達ですが、地元の方々に
もっと太宰府の良さを知ってもらいたい…との思いから自分達が
住んでいる地域の福祉活動として「バスで巡るわがまち散策」を
計画。
九州歴史資料館、水城跡、国分寺跡、文化ふれあい館、岩屋城
跡、大野城跡(百間石垣)、竈門神社周辺をご案内しました。
解説員:大場、藤田
足の弱った高齢者の方には無理、と思われる四王寺山の岩屋城
跡に登られたときは、眼下に眺める政庁跡や自分達の住んでいる
場所を探して、みなさん大感激でした。
岩屋城について説明
政庁跡を眼下に見て
解説員で地元の方たちを案内する活動をしている人が何人も
います。地域活動の一つとして私たち解説員を多いに活用して
欲しいと思っています。
岩屋城跡
四王寺山の南腹の小高い部分は、岩屋山(標高281m)と呼ばれ
ており、山頂に岩屋城跡があります。
天正14年(1586)、九州制覇を目指す島津の大軍を城主の高橋
紹運は僅か760余人でこれを防ぎ、死闘の末全員が討ち死にし
落城しました。見晴らしの良い本丸跡には「嗚呼壮烈岩屋城址」
の石碑が立っています。また、車道をはさんだ下側には、高橋
紹運の墓がある二の丸跡が残っています。
政庁跡から岩屋城を望む