2013年 02月05日
2月5日のご案内
担当解説員:白石常雄 早瀬ひろ子
行程:大宰府展示館~大宰府政庁跡~学校院跡~観世音寺
~戒壇院
今日は北九州市から年長研修大学校穴生舎の皆さん34人が
太宰府の史跡散策に来られました。
みなさんは生涯学習の講座に参加されている方々で、3回
にわたり太宰府の歴史を学んで、本日現地を廻られるとの
こと。私たち解説員が委嘱を受けている古都大宰府保存協
会の重松事務局長も講師として話をされたそうです。
まずは大宰府展示館にあるジオラマで、太宰府市の位置や
古代の役所大宰府が置かれた歴史的背景などを説明。
観世音寺本堂前にある説明版で、昔の観世音寺の伽藍配置
などを説明。
戒壇院では、鑑真ゆかりと伝えられている菩提樹の前で、開
花時期の写真を紹介。菩提樹は6月頃、淡黄色の小花が散房
状につき、やさしい香りが境内に広がります。
「より解かりやすく・楽しく、と考えて手作りの資料写真など
を使って案内しています」
今日の案内を担当した早瀬解説員と白石解説員
「皆さん、事前に勉強されているので質問も多く、楽しく案内
ができました」
「限られた時間の内で、慌ただしくご案内しましたが、また
ゆっくり太宰府に遊びに出てきてください」
立春が過ぎ、大宰府政庁跡の紅梅も開花しました。春の足音が
近づく気配を感じる今日この頃です。
【文・写真:藤田】