ボランティア活動

協会で活動している3つのボランティアを紹介します

万葉植栽ボランティア
「ゆづるはの会」

太宰府市には市域面積の約17パーセントを占める貴重な史跡地がありますが、公有化されたものの未整備のままの状態の土地に、ゴミが放置されるなどの事態が生じたこともありました。そこで、その史跡地を有効に活用し、また歴史の散歩道をたどる人々が、大宰府政庁などが建っていた頃の野山の風景を少しでも想像していただけるようにと、平成7年7月から「万葉の花講座」を開催し、万葉植物の勉強をし、実際に苗を植え始めたのがこの会の始まりです。平成21年度よりこの会の名称を「ゆづるはの会」としました。史跡地に彩りを添え、季節ごとに変わる万葉の草花を市民や観光客の方に楽しんで頂いています。

ボランティアの日々の活動をお伝えします

万葉植栽日記

2020年 03月18日
令和元年度 第23回 ベニバナの雑草取り
 平成31年(令和元年)度の最後の活動です。
 春真っ盛りの初夏を思わせる日差しの下での作業で少し汗ばみました。今日の活動場所は蔵司西側のソバ畑です。今春の花「菜の花」が前面に咲き誇っています。例年ですとこの時期は春ソバの種まきの準備をするのですが、ソバの花が連作障害もあり、貧弱になってきたため、一回休もうと代わりに春の花の「菜の花」と夏の花である「紅花(ベニバナ)」の種を時期的には少し遅れましたが11月20日に蒔きました。菜の花の種子は2種類で菜花(ナバナ)と菜種油用で、菜花の方は2月には花を付けましたが、菜種油のほうはなかなか目が出ず、出ても育ちが悪く半分あきらめていました。それが3月に入ってからズンズン伸びて、4,5日前に満開状態となり、現在ソバ畑は下段から上段まで真っ黄色の菜の花に覆われています。
 そんな中で、一番南側の道路沿い2畝に蒔いたベニバナは5-10cm程度に育っていますが、雑草に埋もれた状態なので、全員で除草作業を行いました。2時間もあれば終わるだろうと高をくくっていましたが、3時間近くたっても終えることが出来ませんでした。残りは追々取ることにします。
 ベニバナはキク科ベニバナ属で、奈良時代から栽培されていて、染料や口紅などいろんな生活用品に利用されたようです。花の時期は夏5-7月で、最初は黄色ですが成長に伴い、オレンジから赤に変化します。原産地は地中海沿岸から中央アジア一帯で、英名はSafflowerで種子からとった油をサフラワー油(紅花油)と呼んでいます。日本では山形県で栽培されています。別名を紅藍(ベニアイ)、呉藍(クレアイ)、未摘花(スエツムハナ)、久礼奈為(クレナイ)などで、万葉集や源氏物語などでは「未摘花」で呼ばれています。ちなみに花言葉は「包容力」「化粧」「装い」などです。