2019年 01月01日
榊 晃弘『万葉のこころ』写真パネル展のご紹介榊 晃弘『万葉のこころ』写真パネル展のご紹介
※無事に予定の展示会期を終了いたしました。
ご来館いただきました皆様に厚く御礼を申し上げます


大宰府展示館では、奈良時代に編まれた現存する日本最古の和歌集『万葉集』の世界を、写真家・榊晃弘先生よりご寄贈いただいた写真パネルにてご紹介しております。
(※3月1日より新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休館させて頂いておりましたが、6月1日からの開館に合わせて展示を再開いたしております。)
奈良時代のはじめ、『万葉集』の代表的歌人である大伴旅人や山上憶良など数多くの宮廷歌人が、「遠の朝廷」と呼ばれたこの大宰府に赴任しました。彼らがこの地で残した数々の歌は「万葉筑紫歌壇」とも称されています。
歌に詠まれた故地を探し求め、その背景や心情など「こころ」を丹念に切り取った榊先生の作品を通じて、万葉の世界をぜひご堪能ください。
写真展 開催期間 令和2年6月1日(月)より令和2年11月8日(日)まで
※期間中に写真資料の保護のため展示写真を入れ替える場合がございます。









榊 晃弘(さかき てるひろ)
1935年 福岡市生まれ
1958年 西南学院大学商学部卒業
写真集
『装飾古墳』(朝日新聞社 1972年)
『装飾古墳』(泰流社 1977年)
『眼鏡橋』(葦書房 1983年)
『歴史の町並み』(東方出版 2001年)
『薩摩の田の神さぁ』(東方出版 2003年)
『ローマ橋と南欧石橋紀行』(かたりべ文庫 2006年)
『万葉のこころ』(海鳥社 2008年)
『中国の古橋』(花乱社 2016年)
『九州・沖縄の巨樹』(花乱社 2020年)
所属
(公社)日本写真協会会員、福岡市美術連盟会員
福岡文化連盟理事、福岡県美術協会名誉会員
受賞
昭和48年度・日本写真協会新人賞(写真集/写真展『装飾古墳』)
昭和59年度・日本写真協会年度賞(写真集/写真展『眼鏡橋』)
昭和59年度・土木学会著作賞(写真集『眼鏡橋』)
平成3年度・第16回伊奈信雄賞(写真展『歴史の町並み』)
平成5年度・福岡市文化賞
平成14年度・福岡県教育文化表彰
平成25年度・地域文化功労者 文部科学大臣表彰
平成28年度・福岡文化連盟「第5回青木秀賞」受賞
平成29年度・福岡県文化賞 受賞

榊 晃弘『万葉のこころ』(税込)3456円 海鳥社
上記の『万葉のこころ』は大宰府展示館窓口で販売いたしております。「令和」ゆかりの地・太宰府へお越しの際は大宰府政庁跡そばの大宰府展示館へお越し下さいませ。