ボランティア活動

協会で活動している3つのボランティアを紹介します

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万葉植栽ボランティア
「ゆづるはの会」

太宰府市には市域面積の約17パーセントを占める貴重な史跡地がありますが、公有化されたものの未整備のままの状態の土地に、ゴミが放置されるなどの事態が生じたこともありました。そこで、その史跡地を有効に活用し、また歴史の散歩道をたどる人々が、大宰府政庁などが建っていた頃の野山の風景を少しでも想像していただけるようにと、平成7年7月から「万葉の花講座」を開催し、万葉植物の勉強をし、実際に苗を植え始めたのがこの会の始まりです。平成21年度よりこの会の名称を「ゆづるはの会」としました。史跡地に彩りを添え、季節ごとに変わる万葉の草花を市民や観光客の方に楽しんで頂いています。

ボランティアの日々の活動をお伝えします

万葉植栽日記

2019年 03月13日
平成30年度 第25回 H31年の活動開始
  先週6日に予定していた植栽活動が雨となり、本日に振替となりました。今回は、今年になって初めての屋外活動日。しかし参加者が8人と少なく、寂しい最初の活動日となりました。ゆづるはの会員の皆さんは地域でも活発に活動してある方が多く、他のグループ活動と予定が重なり、欠席するとの連絡を数人から受けました。休みとは言えども、病気でなく、元気で動かれているのが喜ばしい限りです。
 昨夜の雷雨後、寒気が入り、天気はいいのですが、冷たい北風がヒューヒュー吹いて寒の戻りに動きが鈍ります。それでも畑の草取を熱心にしてもらいました。冬場で草の伸びは無いとは言っても、小さな数多くの雑草が生えています。その中には“つくしんぼう”も混じり、今夜のおかずか酒のさかなか?と摘んである方もいました。少人数でしたが、テキパキと動いてもらい、写真のようにどの畝も草がなくなって、小さな苗木がこれからどんどん大きくなってくれそうな感じがします。
 昨年、斉城先生が数株植えたベニバナから種を採取し蒔いていたのですが、芽を出していました。蔵司西のソバ畑の一部にも蒔いていたのですが、同じように芽を出していて、5,6月ごろにはオレンジの花が咲きみだれるでしょう。また、ソバ畑の一番上段には菜の花の種を蒔いています。こちらは種まきが遅かったので、ようやく伸び始めたところです。今年はベニバナや菜の花とソバと違う色の花がみられることでしょう。これらはソバの連作障害を避ける意味合いもあり、今後も菜の花やコスモスなどいろいろと楽しめる花の種を蒔く予定です。
 次回は来週第3水曜日の20日を予定しています。